雨雲が喫茶パルコで生まれたり

夜顔の茎も花弁も舐める雨

その角で山椒魚にお辞儀する

禅僧の首が伸びたり半夏生

じゅくじゅくの守護霊たちとキャラバンへ

 

ガチャピンが揺れてるような夏野原

ストライプ模様の愛をくれる人

ミッキーとミニーの離婚調停日

逆上がりするスピードでさようなら

神様のあくびのような炎天下

白昼夢いずれすべてはマシュマロに

 

幸せになりたい人へメロンパン

代わりにはなれない君は紫陽花だ

ひたひたと静かな廊下でソーダ飲む

青蛙色のスリッパ履いている

背伸びして12の3で夏休み

鉄棒の匂いを抱いて帰宅する

こっそりとバナナシェイクを嫌悪する

正直な子どもにどうか夏みかん

熱帯夜 絆創膏を剥いでみる

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