動物が踊り狂う夜

A:「象がぞうっとした」
B:「なんで?」
A:「蟻(アリ)が、ありったけいるから」

A:「蛾(ガ)は我慢した」
B:「なんで?」
A:「蟻(アリ)が、ありったけいるから」

A:「狛犬が困っている」
B:「なんで?」
A:「蟻(アリ)が、ありったけいるから」

Aは私、Bは妹のことりちゃん。
ある日の深夜、突如として始まった姉のダジャレ大会に、妹は徐々に体力・精神力を奪われていった。
ごめんね。
でも火がついちゃったものだから、自分でも止められなくって。
実際、その後ことりちゃんはもう合いの手を入れることもなく、 私はひとりでダジャレを思いつくまま声高に発表し続けるという、暴走ナイトが更けていったのである。

他には、
「バクが爆発した」
「イヌイットが飼っている犬、一頭?」
「モグラは潜らない。モグラなのに」
「モグラは潜らせもしない。自分の子モグラさえも」などなど。

最終的には、
A:「ペンギンがペンを持っている。」
B:「ペンしか合ってないじゃん。」
A:「じゃあ。ペンギンがペン(銀色の)を…」
B:「もう寝ようよ。」

普段、私はダジャレを言う人間ではない。
これは真実。
けれど、いつ何時どんなスイッチが入るのかは、神のみぞ知る、ではないでしょうか。

2004年4月9日

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2004年04月


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