blue bird 13

太陽くんの部屋のテーブルには、白地に緑と黄土色の細かい水玉模様のクロスがかけてある。
それがとても可愛らしく、私はそれをどこで買ったのか、いつか聞こうと思っている。
いつでも聞けるはずなのに、目の前に太陽くんがいると、おしゃべりするのが楽しくて、毎回聞くのを忘れてしまうのだ。
今日こそは。
私は低いソファに座ったまま、つま先を前後にパタパタ動かした。
太陽くんはキッチンで、コーヒーを入れるためにお湯を沸かしている。


この部屋に来るのは、もう何回目だろう。
チカと一緒に来たときもあるし、西野くんがいたときもある。
あのときは、手巻き寿司パーティだった。
でも最近はずっと、ひとりで遊びに来ている。
理由は。
テーブルクロスの水玉に目を落とす。
キッチンのほうをうかがうと、太陽くんが私のために、コーヒーに牛乳を入れてかき混ぜてくれていた。

カラフルにおでこを塗ってあなたのも塗ってあげると言うタイミング


                                        >>

01  02  03
04  05  06
07  08  09
10  11  12
13  14  15
16  17  18
19  20  21
22  23  24
25  26  27
28  29  30


back


© Umi Sato All Rights Reserved.