2005-2007

春、そこはインターホンじゃありません頚椎ばかり押すのはやめて

エクレアを五百個握る両手には五百個分のクリームの池

ブランコにグラニュー糖を塗りつける順番さえも争う姉妹

爪切りをしているあいだ僕たちは口をきかない取り決めである

「正確な体育座りをしていたね角度も視線も君は正しい」

ポッキーでバベルの塔を建てましょう不眠不休の少年少女

草原にひかりは満ちて雨粒は輝くしろい小鳥になった

咲かないでいてって君にたおられた椿の枝も僕じゃなかった

氷砂糖は宝物ではありません元いた場所に戻しておいで

もう君の歌はとぎれて草原のシロツメクサは刈り取られたよ

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